永遠の童顔

笑顔あふれる毎日を送りたい☆

野村祭りになるかと思いきや、『砂の器』が思いのほか身に沁みた

VS嵐】野村くんが楽しみ~♪♪ってだけじゃなくて、『砂の器』チームに柴っちょの名前があったから、さてはこれは野間口さんと似てるからキャスティングさせたのか…?とこっちの方も気になってたんだけどー。ほんとにその通りだったので、VSの野間口さんいじりったらすごいな!果てしないな!(笑) いつも作品にほんのわずかしか出てないのに(メインキャストとは誰とも絡んでないのに)VSのオファーを引き受けてくれる、人のいい野間口さん。いい味出てるんで、引き続き準レギュラーとして時折出てもらいたいです(笑)

 

お目当ての野村くんは大先輩を前にしてか、今回は3番手だったからか、おとなしかったなー(なんだ、空気読めるヤツじゃないか笑) 

けど、ゲームのほうでしっかり魅せてくれたな!クリフライム超速かったわー!!あまりに速すぎるもんだから、後の健人があせっちゃって、変なプレッシャー与えないであげてってフォローしてあげたくなっちゃうくらい、さすがの活躍を見せてくれましたー☆ 

健人が同い年の野村くんとはまだ敬語で「一緒のシーンあるといいね」って言ってたから、この時はまだ一緒のシーン撮ってなかったのね?!後々、ケンティーは「誕生日に周ちゃんからシャンパンもらった」、周ちゃんは「ケンティーと友達になれてよかった」と話してたから、クリフクライムでの共同作業がいいきっかけになったのかな(笑)

 

んで、番組途中からいきなり渦中のスノーマン(ジャニーズJr.内のユニット)が応援で出てきてー。おっ6人!と思わせておいて新メンバー入ってるし!

なんかー、唐突だったよね。スノーマンの中では小柄だけどダイナミックな踊りで目を引く佐久間くんを推してるし、関西でおなじみのジーコもいたけど、今回はゴメン、もっと野村くんの声が聞きたかったわー;

担当の皆さんが地上波出演に沸いてる中、元ジャニヲタのくせにジャニ寄りの意見でなく、ごめんやでー;わたしの器は小さいと判明したところでーーー、『砂の器』へと続きます。

 

 

砂の器】ジャニーズってキャラが似てる者同士を共演させるけど、ヒガシと健人って前から似てると思ってて…隙がない者同士っていうの?器用で一寸のヘタレ要素もない、この二人は応援する気持ちになれなくって(爆) だからこのドラマは見ないであろうつもりでいたけど、僕キミコンビが出演するとのことで、あっさり視聴することに(笑)

 

野村くんの短髪は好みではないけど、体育会系の若手刑事役にピッタリだったし、日奈子ちゃんが出てる分よけいに前のドラマの印象を断ち切るためにも、短髪にして正解でしたね!本人は短髪のほうが好きだろうなぁ…。もうイケメンさらさらヘアーはしてくれなさそう…。

日奈子ちゃんは安定のかわいさだったー♡ お嬢様にはフルートがつきもの!

 

若手陣はフレッシュだったけど、ヒガシは颯爽としたイメージがあったのに、頭ボサボサのくたびれ感のあるベテラン刑事役をやるなんてな~。ほかの出演者にしても「あの人に似てるけど…あんな感じだったっけ?」という人が多く、重めの作品だから一層「年とったなー」て感じたのかな。いやに歳月の重さを感じてしまった。

 

いや、出演者だけでなく、観ている側の自分自身にも 変化があった。

 

かれこれ『砂の器』を初めて観たのは中学の頃でして。体育館に集められて、道徳の一環で観ました。加藤剛バージョンの映画。その頃ですでにひと昔前の映画だったからー、リアルタイムで観たわけじゃないよ!(そこまで年とってない) …ま、内容は覚えてないんだけどね(勉強になってない)。 後に連続ドラマ化されることになって、同級生が「男子が興奮してたの覚えてるわー」て言うんで、あぁ、そんなシーンあったなって思い出したくらい。薄い記憶を辿っていくと、確かこの時のはもっと差別要素があった気がするのだが…。ネットで調べてみる。うん、お父さんがハンセン病でいわれなき差別を受けた、とある。だから、偏見や差別はいけない、ことを学ぶために学校で観たんだよな。

で、後の連続ドラマというのが中居くんバージョンで。今回の健人バージョンではお兄さんが連続殺人事件起こして、さらにお父さんも殺人事件起こしてって二重設定になってるけど、お兄さんはいなかったような気が…。ネットで調べてみる。うん、そうそう、お父さんが村中を放火する事件を起こして逃亡することになったんだよ。

 

そんなこんなで3回目となる『砂の器』。

「かめだ」と出てくれば、方言でほんとは別の言葉なんだよな、血まみれのシャツを見れば、切り刻まれて電車の窓から吹き飛ばす有名なシーンへとつながるんだよな、といろいろ思い出してきて。だいたいのあらすじは知っているのに、どんどん見入ってしまい…。主要人物は皆、和賀も梨絵子も今西も孤独を抱えて生きているのだが。なぜだろう、今回、彼らの孤独感がどっぷり沁みた…。

 

なぜ、そんなにも深く染み入るようになってしまったのだろう?わたしが今、結婚してないからか?働いてないからだろうか?…いや、結婚もして仕事もあって、二人の子宝にも恵まれて、世間的には何不自由なく見える友人が、心の病気になったというではないか。旦那さんと転勤地を巡って揉め、それから上手くいかなくなったらしいけれど…。彼女は「あの頃のわたしは孤独だった」と言うー。

 

今や、ネットが普及したことによって、他人の生活が簡単に覗け、他人と比較してしまいがちで、昔と比べて、遥かに孤独を感じやすい状況にあるそうだ。わたしも知らず知らずのうちに影響を受けてしまっているのかもしれない。

年齢を重ね、多少の経験を積み重ね、知り合いの体験も踏まえ、ネット上で見ず知らずの人々の影響も受け、感じるものが増えたのかもしれない。

今回のドラマでは「見つかってほしいような、ほしくないような…」というセリフが妙に共感できた。わたしの場合、「本当の自分」が前述の言葉につながるか…。ネット上でもリアルな世界においても…。

 

そういえば、読書が味わい深いのは、同じ本を何回も読むたびに、違った発見があったり、感じ方が変わったりするからだという。

砂の器』は原作本もある上、映画化ドラマ化となると、時代設定、事件設定、人物設定が、年代ごと、制作ごとに変わる。物語の本質は変えず、それぞれの時代に合った設定に置き替わる、特殊な作品と言えるだろう。

今回は、“ハロウィン”や“防犯カメラ”が近年の世相を表していた。

 

中学の頃は何も感じなかったわたしが、十数年ぶりに観るたびに、登場人物の痛みがわかり、深く染み入るようになっていくことに驚く。

あー、でも鑑賞する環境も関わっているかもな。中学の時はまわりに生徒がうじゃうじゃいて集中できる状況ではなかったし。2回目は家族がいたし、今回はまるっきりひとりで見入ってたわけだから。そりゃ孤独感味あわざるを得ないよな(笑) 

SNSが普及して犯罪もどんどん変わってきているので、またもリメイクがあるかはわからないが、今度は「沁みるわ~」って泣きながら観てたりして?(笑)

 

リメイク作品を何回も見ていくのも面白いもんですね。