青木琴美『僕の初恋をキミに捧ぐ』
↑本みたいに書いてるけど少女漫画です。
いやー、評判通りの秀作で素晴らしかったです!!
一日がかりで全12巻一気に読んだけど、どのシーンで泣いたかわからないくらい、いっぱい泣いた!!
泣くのって体にいいらしいですからね!
心を浄化したいなー、てときに読むのがおすすめかも!
泣けるし
笑えるし!
エッチだし!!
この3要素がいい具合にブレンドされてて、しかも『僕は妹に恋をする』ともリンクしており、「青木琴美、天才かよ」と驚愕せずにはいられませんでした。
加えて、主人公双方の母親が反対するというリアリティも有り。
そんなところが映画化ドラマ化にしたいと思わせるんだろうなーと納得できました。
そうそう、原作の繭は、気が強くて美人系だったんですね!
井上真央と桜井日奈子がキャスティングされてたので、てっきりかわいい系かと思ってました。
夫婦と偽って旅館に泊まるとき、逞が緊張で手が震えながらも、“繭”の字をしっかり書いていたところが地味にきゅんポイントでしたねー♡
好きでなければ“繭”なんてむずかしい漢字書けないですからね!
逞くん、小学生の頃、繭の字おぼえるぞーって一生懸命練習したのかなー?
女子は好きな人の名前をひたすら書いて、ほとばしる気持ちをおさえるとこありますが(笑)
気になったのが、逞の友達、律ちゃんです。
誠実そうで穏やかそうで草食系男子に見えるのに、「結子さんに片想い中だから!」とみんなの前で言っちゃうし(たくまゆをくっつける成り行き上ではあるが)、
「一緒に観覧車乗ったのに進展ナシだぞ~」て嘆いちゃってて、奥手なとこがかーわい♡なんて安心しきってたら、
いつのまにか結子と何度かキスして胸までさわる関係になっていた!
(たくまゆペアをしれっと追い越していた!!!)
い、い、い、いつのまに??
この展開、急すぎてびっくりしちゃった☆
そこんとこ詳しく知りたかったなー(笑)
結子ちゃんはFカップらしいんで、理性がおさえ切れなかったんだろなー、なんて妄想がふくらむ☆彡
…はっ。
珠玉の名作もわたしの手にかかれば、とんだエロ感想に!(気づいたらエロばかり強調している;;)
物語の本筋は“命の尊さ”を訴えかける、素晴らしい作品となっておりますのでお間違えなきよう!!